及川式相関パズルを自信を持って使いこなせていますか?
及川式FXで相関パズルは必須です。的外れなトレードは激減し、勝ちやすく負けにくくなります。
そのためのイメージトレーニングに使えるように、今回の記事をまとめてみました。
結論の一つとしては、
です。
では、早速、詳しく見ていきましょう!

相関パズルの練習問題を以下に用意してますので、ご一読いただいてから、及川先生の動画を振り返ってみてください。
オージー円とオージードルがシンクロ
- 15:54相関パズル環境認識
- 16:00今からエントリーするとしたら?
- 16:07利食い場がわからない場合
- 16:20ドル円逆行、、伸びない
- 16:25利食い



オージー円とオージードルのチャート形状は似通っています。
でも今、オージー円は陽線、オージードルは陰線。そうなるとバラけてきます。



オージー円とオージードルのチャートがシンクロしていれば、オージーテクニカルを検討しますが、ここではバラけていました、、、となると優位性のあるシリーズ通貨は何になるのでしょうね。
ドル円に陽線がバーン(練習問題1)

で、今(54分)、ドル円に陽線がバーンと出て、、




この瞬間(55分)に関して



まだ近視眼的なものであり、16時から何かが動いて、そこから始まるものを追っかけていく、、、という感じで考えています。

【01の答え】答えは、円シリーズでした。これから主役となる通貨のシリーズを見出すことが、及川式FXで稼ぐコツです。この場合、オージーテクニカルは除外で、残るドル相関(ドル円、ユーロドル、ポンドドル)か、円シリーズ(ドル円、ユーロ円、ポンド円)ということになります。ただ、ドル円がバーンと陽線で上げたのに、ドル相関側(ユーロドル、ポンドドル)が伸びないということで、この瞬間に関してのみ円シリーズの方が優位性があるということになります。

では、以上を踏まえて、16時からの「ナニカが始まる動きのモノ」を追っていきましょう!
16時になりました(練習問題2)



こういう伸びた先では…

僕は、こういう…(及川先生は、伸びた先では入りたがらないです)

戻ったら、もう1個売るよ、、(ポンドドルショート1発追加)

【02の答え】
及川先生は、ポンドドルをショートしました。
ドル円が上にいる


ただし、ポンドがこれでシンクロしたならば、ポンドドル、ポンド円の強い方のポンド円のここら辺(直近下値の水平線)までを目標に持つ、、


【03の答え】
答えは、強い側のポンド円の直近下値に引いた水平線でした。ポンド円がここまで下げるなら、ショートした弱い側のポンドドルは、さらに下げて然りという局面ですね。

個人的には、16時からのプライスアクションは、短時間で勝ち逃げしやすいトレードになることが多い印象です。この場合、ポンドが弱くて、このまま素直に下げてくれるかどうかに注目する所だと思います。
ユーロが強いのか、ポンドが弱いのか問題




要は、ユロポンがポンっと陽線が出た時に、ユーロが強くての陽線なのか?、、ポンドが弱くての陽線なのか?、、





ポンドが弱くて、ユーロもさほど強くない、ドル円は陽線なら、ポンドドルは下げて然りです。
利食い場はどこ?




なぜなら、ドル円が上がっているから。

どこで利食いしていいのか、どこまで伸びるのか、、全然わかんないんですよ。

そういう見方で、、、持っているのはポンドドルのショートなんだけども、ドル円が強いんで、ポンド円のここまで行ったら利食う、、、
強い方(ポンド円)の利食い場を目安にする、、その辺りで利食いできれば良いかなっていう見方をしています。

「利食い場を探すこと」これを常に意識しておきたいです。
ドル円逆転、、こんなことがあるから



ドル円が陰線なので、今度はポンドドルが下げないという、、、
こういうのがあるので、ポンド円も入っておく、、普段だったらポンド円2発とか、、ポンドドル3つとか、、やるんですけどねぇ、、ちょっと慎重にやりました、、



ドル円が下げてきたので、ポンドドルが伸びなくなってきました。相関パズルでは、結構あるあるなんです。及川先生もおっしゃってますが、伸びる側に3発、伸びにくい側に2発入れるような配分をいつも意識しておきたいですね。
結局、利食いはどうなる?








半(16時30分)まで粘れればいいんですけどね、とにかく戻されて時間かかるのがイヤだなという、、悔しいな、、
早めに一度戻したらね、もう一度やってみても面白いかもしれませんけど、、
ポンド円も2発くらい入っていれば、とてもかっこいいトレードだったように思います。

ドル円が緑カクカク線を下抜けしたのを見た瞬間の「ダメだこりゃ」って所が、わかりやすい逃げのタイミングですね。確かに結果的には、もうあと数分、粘れれば額面に届くわけです。でも、ドル円が下げたから、ポンドドルが上に行く可能性も高く、実際戻されたとしたらメンタル的に結構キツイでしょうね。
まとめ
及川式FXで勝ち続けるには、相関パズルを覚えることは、必須と言って良いでしょう。
的はずれのエントリーは激減し、勝ちやすく、負けにくくなったと実感しています。
もちろん相関パズル以外にも時間帯であるとか、他に大切なこともいくつかあります。
しかし、理想20分程度の所有時間で10~20pipsの値幅を取りに行くのに、この相関パズルは大きな優位性となるのは間違いありません。
相関パズルは、知識として理解しただけでは、実際のトレードで使いこなすのは難しいです。
実践では、瞬時にチェックして、判断します。そんな技術が勝負を左右するのかもしれません。
従って、繰り返し何度も実践での練習によって、技術の精度を高めていくというのが現在の私の状況です。
でも、やればやるほど自分の身になっていきますし、相関パズルによって相場が見える感じになっていくので、トレードが楽しくなります。
個人的には、通貨シリーズ(円シリーズ、ドル相関、オージーテクニカル、ポンド系、ユーロ系)での動きを追うと、瞬時でも判断しやすくなると感じてます。
私個人の課題としては、2点あります。
1.シリーズで伸びた場合は、半分利確して、残りを伸ばすなど利益の最大化をはかる
2.シリーズと関係なく、単体で伸びた通貨のレンジ狙い、逆張り
です。30分や1時間刻みで利が乗っていれば切るのは良いとしても、残存時間に余裕があり、シリーズで伸びそうでも、目標額面を超えると、戻されるのがイヤですぐに切ってしまうチキン利食いを多少はなんとかしたいと思っています。
伸びるときにしっかりと取れるトレードが出来れば、いざ勝負のタイミングでも、思い切りの良いエントリーができて、それが最終的には良い結果になるような気がしているからです。
また、逆張り、レンジ狙いは、仕事の都合で市場オープンのプライスアクションができないときや、取り返しトレードの際に大きな武器となるであろうからです。
これも練習が必要ですね。及川先生のトレードスタイルは、想像以上に奥深いものです。
これから少しでも近づいていければと思っています。
あと、今回は、ユロポンの強弱を見て、伸びそうな方に3本、そうでない方は2本といった配分でのエントリーも覚えておきたいですね。

最後までご覧いただきありがとうございます。先日、このブログをご覧になった方から、参考にしてくださっているような旨をツイッターからコメントいただきました。同じ志をお持ちの方からのコンタクトは、すっごく、すっごく嬉しかったです。どこまで及川先生に近づけるかわかりませんが、トレードもこのブログも粘り強く続けていきたいと思っています。