【損小利大トレード】及川式FXの見極め方と立ち回り方法

【欧州時間のFX】ロンドン外国為替市場

利益は小さいのに、損切はデカい…そんな損大利小のトレードから卒業したいとお悩みではありませんか?

今回の及川先生の実践トレードでは、

・利益を最大化する見極め方
・リスクを最小化する見極め方
・そのための具体的なエントリー後の立ち回り方法

が明確に示されています。

結論の一つをあらかじめ申し上げますと、

・シリーズ通貨に強く影響された動きか?
・それとも通貨単体の動きなのか?

以下でその流れを追えるようまとめています。

利益を大きく、損失は小さくと当たり前ですが、なかなかできることではありません。しかし近づこうとすることは今からできます。一歩、前進しましょう!

ヒデ
ヒデ

動画を見たら、ここからは、シリーズ通貨と単体通貨の動きを意識しつつ、じっくりと及川先生の実践トレードを振り返ってみましょう。

ポンドドルは上げて然り

2021年4月12日(月曜日)欧州時間

ロンドン時間トレード
  • 16:07
    及川式基本トレード(ポン円↑・ドル円くすぶり・ユロポン↓・ポンドル↑、、ならばポンドドルは上げて然り)ということで、ポンドドル3発のロングエントリー
  • 16:10
    ポンド円ロング2発追加
  • 16:15
    ポジション数を合わせるために、ポンド円ロング1発追加
  • 16:25
    ポンド円、ポンドドルのロングを2発ずつ追加。合計で5発ずつになる
  • 16:34
    ドル円が弱いため、ポンド円を全決済。10pipsちょっと、28万円ほどのプラス益が確定
  • 16:43
    ドル円の戻り売りと判断し、ポンドドルの戻りでロング2発を追加。

    合計でポンドドル7発。
  • 16:50
    ポンドドル5発分を決済。55pips、170万円ほどを確定
  • 16:55
    全決済。トータルで、290万、およそ100pips弱くらいの獲得。
ポンド円が上げている
ポンドドルも強い
ドル円はイーブン
ユーロポンドは、メチャ下げている
ということは、、、ポンドが単体で強い!その瞬間、ググーッと上に伸びるポンドドル!

追っかけですが、もう入るしかありません。ポンドドルのロング3発
ポンド円もロングで入るべきか?
ドル円は、陰線。緑カクカク線(15分足10MA)を割れている。ポンドドルのロングが追っかけ気味ということもあり、ポンド円のロングは見送り。
追っかけ気味で、高値でロングしているので、ここから押し目をつけるなら、そこで追加することを視野に入れる、という所からのスタートです。

新しい5分足、ドル円の動きは?

16:10になり新しい5分足となりました。ドル円は前の足で下ヒゲが出て、今、陽線です。上げてくるかもしれません…となると
見送ったポンド円を今、買うか?押し目を待つか?
一瞬の判断が必要ですが、及川先生「いや、入らないと…」とつぶやき、ここでポンド円のロングを2発だけ追加

ポジション数を合わせる

16:15のドル円は、まだイーブン。どちらに行くかわからない状態
ポジション数を合わせるためにポンド円1発追加
ユーロポンドはこの状態

足すタイミング

16:22のポンドドル。足すタイミングを待っているものの、下がってくれない。
ポンド円も足したいが、まだ中途半端な位置
ドル円は、はっきりしない動き

25分、ドル円に動きが出た!

16:25のドル円。少し強めの陰線
ユーロポンド弱い側のユーロ円は大きな陰線
ユーロドルも下げている
ポンドドル
ユーロポンド。ユーロは弱い側。
このタイミングでポンド円ロング2発追加
ポンドドルもロング2発追加。これでポンド円、ポンドドルのロング5発ずつになりました。

ユーロの弱さにポンドが引っ張られる懸念が発生!

追加直後のユーロ円、弱すぎる。これは、ポンド円大丈夫でしょうか。

ユーロの弱さにポンドが引っ張られる懸念があるからです。
ユーロドルはこの有り様。これはキツイ…
ヒデ
ヒデ

私だったら狼狽してそうなこの状況。なんと及川先生、笑ってます。この状況で笑える余裕がカッコイイです。とはいえ、「ちょっとヤバイかな」と頭をかいています。

30分をまたぎました

16:31のポンド円。1本前の足が陽線確定で終わっています。
MAは上向きだし、大丈夫そうに見えますが…
ユーロ円の下げは、まだ止まらない
ユーロドルも陰線。ちょっと下ヒゲ気味なので、どうか?
ユーロポンドも止まらない。とにかくユーロが弱い。
だが、ポンドドルは、全ポジ、プラ転してきている。つまりユーロがここまで弱くなければ、もっと上がって然りだったはず…
ドル円は結局、動きがない
ポンドドルの直近のヒゲ高値を抜けるようなら、さらに伸びる可能性アリとのこと。

ドル円の動きがややハッキリしたタイミングで

16:34 ポンド円は直近高値付近まで戻ってきた
ドル円は、ややはっきりと弱含みになった
このタイミングで、ポンド円は全決済
ヒデ
ヒデ

ドル円の動きを見てのこの決済は参考になります!損失を最小化するための大切なポイントではないでしょうか。まぁ、プラス決済なんですが…

プラス10pipsちょっと、28万円ほどのプラスが確定
ポンドドルは、直近のヒゲ先を上抜けてきた。この時点での含み益は、60pipsちょっと、190万円ほどのプラス。
16:38ポンドドルはさらに伸びる。含み益は70pips、220万円を超えてきた。

ドル円の戻り売りのタイミングで

16:43 ドル円が下ヒゲを出して戻ってきた
相関が効いて、ポンドドルも戻っている
ドル円は戻り売りするというタイミングで、ポンドドルのロングを2発追加

追加したことで、目標値まで伸ばすのではなく、チャンスで逃げるトレードに切り替えます。
ヒデ
ヒデ

私だったら含み益が減ってきたよ~とイヤな気分になるところです。しかし、ここで足すことで、逃げるトレードに切り替えるのですね。なるほどです。

ユーロポンドも戻る動き

ポンド円の動きに注目

16:48ポンドドルの追加2発分がプラ転してきた
ポンド円はもたつきながらも陽線。直近高値を抜けてくるようなら、ポンドドルも再び目標値が狙えるが…
ヒデ
ヒデ

逃げるトレードに切り替えたものの、ポンド単体の動きでロングしているので、ポンド円が上抜けるようなら、再びポンドドルの上昇が期待できる場面です。利益を最大化するために重要な考え方ではないでしょうか。

ユーロポンドは再び下げ始めた
だがドル円が弱いので、ポンド円は今ひとつ上がっていかない

決着へ向けて

16:50 ポンドドルは、さらに伸びるのか?
ポンド円が上に抜けてさえくれれば…
だが、ユーロが相変わらず弱い。ユーロドルがこの状況では、強気になりにくい。
ユーロ円も当然この有り様
現在の含み益が、プラス84pips、250万円ほど。

ここで追加2発分を含む5発分を決済。プラス55pips、170万円ほどを確定。
ここまでの確定益の合計
残りは2発。17時までの動きの中、どこで決着させるのか?
ヒデ
ヒデ

私だったら、もう十分と全部切ってしまいそう。しかしここが利益を最大化させる分岐点なのでしょう。16時台最後のギリギリまで利益を追求するスタンスとエネルギーを見習いたいです。

ついに決着!

16:55 ポンド円は相変わらずくすぶってます
ドル円が弱いのでは仕方ありません
ここで残りも決済。

最後まで利益の上乗せを追求するスタンスは、絶対に見習いたいところです。
全ての確定履歴。プラス290万、およそ100pips弱くらいの獲得です。

まとめ

ポイントは、

・ポンド単体の動きでのエントリー
・ドル円の動きによる立ち回り
・シリーズ通貨の動きに引っ張られる警戒
・利益の最大化を追求するスタンス

動画を見るとわかりますが、ポンド単体で強いと判断してすぐポンドドルをロングされています。早いです。

ただ形は、追っかけ気味でした。なので、戻しで足すことを視野に入れ、ポンド円のエントリーは保留しています。

ユーロポンドがハッキリと下げており、今一つどっちつかずのドル円の動きをしっかりと監視して、エントリー、増し玉、逃げ、一部決済、全決済という流れです。

そうしたドル円とユーロポンドを中心指標として、シリーズ通貨や単体通貨の動きを読み、「こうなって然り」と判断してエントリーするのは及川式の基本ですので、何度か練習すれば誰にでもできるようになるでしょう。

しかし利益の最大化を追求するスタンスを自分のものにするには、トレードにおけるスタミナのような粘り強さが必要になるでしょう。

この粘り強さをいかに身につけるかは、今後の課題となりそうです。

ヒデ
ヒデ

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。及川式FXがんばりましょう!

タイトルとURLをコピーしました