利益は小さいのに、損切はデカい…そんな損大利小のトレードから卒業したいとお悩みではありませんか?
今回の及川先生の実践トレードでは、
・利益を最大化する見極め方
・リスクを最小化する見極め方
・そのための具体的なエントリー後の立ち回り方法
が明確に示されています。
結論の一つをあらかじめ申し上げますと、
以下でその流れを追えるようまとめています。
利益を大きく、損失は小さくと当たり前ですが、なかなかできることではありません。しかし近づこうとすることは今からできます。一歩、前進しましょう!

動画を見たら、ここからは、シリーズ通貨と単体通貨の動きを意識しつつ、じっくりと及川先生の実践トレードを振り返ってみましょう。
ポンドドルは上げて然り
2021年4月12日(月曜日)欧州時間
- 16:07及川式基本トレード(ポン円↑・ドル円くすぶり・ユロポン↓・ポンドル↑、、ならばポンドドルは上げて然り)ということで、ポンドドル3発のロングエントリー
- 16:10ポンド円ロング2発追加
- 16:15ポジション数を合わせるために、ポンド円ロング1発追加
- 16:25ポンド円、ポンドドルのロングを2発ずつ追加。合計で5発ずつになる
- 16:34ドル円が弱いため、ポンド円を全決済。10pipsちょっと、28万円ほどのプラス益が確定
- 16:43ドル円の戻り売りと判断し、ポンドドルの戻りでロング2発を追加。
合計でポンドドル7発。 - 16:50ポンドドル5発分を決済。55pips、170万円ほどを確定
- 16:55全決済。トータルで、290万、およそ100pips弱くらいの獲得。





追っかけですが、もう入るしかありません。ポンドドルのロング3発



新しい5分足、ドル円の動きは?


一瞬の判断が必要ですが、及川先生「いや、入らないと…」とつぶやき、ここでポンド円のロングを2発だけ追加
ポジション数を合わせる



足すタイミング



25分、ドル円に動きが出た!







ユーロの弱さにポンドが引っ張られる懸念が発生!

ユーロの弱さにポンドが引っ張られる懸念があるからです。


私だったら狼狽してそうなこの状況。なんと及川先生、笑ってます。この状況で笑える余裕がカッコイイです。とはいえ、「ちょっとヤバイかな」と頭をかいています。
30分をまたぎました

MAは上向きだし、大丈夫そうに見えますが…






ドル円の動きがややハッキリしたタイミングで




ドル円の動きを見てのこの決済は参考になります!損失を最小化するための大切なポイントではないでしょうか。まぁ、プラス決済なんですが…



ドル円の戻り売りのタイミングで



追加したことで、目標値まで伸ばすのではなく、チャンスで逃げるトレードに切り替えます。

私だったら含み益が減ってきたよ~とイヤな気分になるところです。しかし、ここで足すことで、逃げるトレードに切り替えるのですね。なるほどです。

ポンド円の動きに注目



逃げるトレードに切り替えたものの、ポンド単体の動きでロングしているので、ポンド円が上抜けるようなら、再びポンドドルの上昇が期待できる場面です。利益を最大化するために重要な考え方ではないでしょうか。


決着へ向けて





ここで追加2発分を含む5発分を決済。プラス55pips、170万円ほどを確定。



私だったら、もう十分と全部切ってしまいそう。しかしここが利益を最大化させる分岐点なのでしょう。16時台最後のギリギリまで利益を追求するスタンスとエネルギーを見習いたいです。
ついに決着!



最後まで利益の上乗せを追求するスタンスは、絶対に見習いたいところです。

まとめ
ポイントは、
動画を見るとわかりますが、ポンド単体で強いと判断してすぐポンドドルをロングされています。早いです。
ただ形は、追っかけ気味でした。なので、戻しで足すことを視野に入れ、ポンド円のエントリーは保留しています。
ユーロポンドがハッキリと下げており、今一つどっちつかずのドル円の動きをしっかりと監視して、エントリー、増し玉、逃げ、一部決済、全決済という流れです。
そうしたドル円とユーロポンドを中心指標として、シリーズ通貨や単体通貨の動きを読み、「こうなって然り」と判断してエントリーするのは及川式の基本ですので、何度か練習すれば誰にでもできるようになるでしょう。
しかし利益の最大化を追求するスタンスを自分のものにするには、トレードにおけるスタミナのような粘り強さが必要になるでしょう。
この粘り強さをいかに身につけるかは、今後の課題となりそうです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。及川式FXがんばりましょう!